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マンション査定の注意点!
よくある質問を紹介!

マンションの売却を検討するとき、「何からどう考えればいいの?」といろいろな事が不安になるのではないでしょうか。マンションの売却には、まず査定を受けることが必要です。マンションの査定から売却までには、どんな流れがあるのでしょうか。また、査定前にはどんな準備が必要でしょうか。
本記事では、たくさんある査定方法の選び方や抑えておくべきマンション査定の注意点、査定に影響する3つのポイントについて解説します。
さらに、マンション査定についてのよくある質問もまとめてみました。

抑えておくべき! マンション査定の注意点

マンションの査定には複数の方法があることがわかったと思います。こちらでは、マンション査定で知っておきたい、いくつかの注意点を紹介します。

マンション査定の注意点1:複数の不動産会社に査定を依頼する

マンションの査定は、必ず複数の不動産会社の査定を受けましょう。不動産会社によっては、得意なエリアがあったり、一戸建てが得意だったり、マンションが得意だったりなどの特徴があり、査定金額に大きく差が出ることも。複数の査定を依頼することで、信頼できる不動産会社を見つけることができます。

マンション査定の注意点2:パンフレットなどの資料収集

マンションの査定をスムーズに進めるには、物件のパンフレットなどの資料が重要になります。査定方法には物件を見ずに査定を行う机上査定と、現地を見たうえで査定を行う訪問査定があります。 机上査定では、パンフレットなどの資料を使って立地・階数・築年数を確認して査定を行います。その際、マンションのアピールポイントが書かれた分譲時のパンフレットや間取り図などの図面があると、査定のプラスになるので準備しておきましょう。

マンション査定の注意点3:不動産会社の選び方

マンション売却は、査定額で不動産会社がマンションを買い取るわけではありません。査定額は、買い手が見つかりそうな価格となるよう考慮されています。査定額が一番高い、知名度がある、という理由だけで不動産会社を選んではいけません。査定額の根拠を丁寧に説明してくれたり、販売までの流れをわかりやすく提案してくれたりなど、信頼できると感じられる不動産会社に依頼しましょう。

マンション査定に影響するポイント3選!

マンションを査定する不動産会社は、どこを見て査定しているのでしょうか。
マンション査定に影響する重要な3大ポイントを紹介します。

マンション査定に影響するポイント1:立地条件

マンションの査定に大きく影響を与えるのが立地条件です。特に重要なのは駅からの距離。やはり駅近は人気があるので、査定評価も高くなります。ただし、駅から離れている場合でも、公園がある、景観が良い、街灯が多く夜間でも暗い場所が少ないなど、周辺環境が住みやすい立地であれば査定価格も高くなります。

マンション査定に影響するポイント2:マンションのスペック

マンションは階数も重要で、上に行くほど値段が高くなります。南向きや角部屋、専用庭やルーフバルコニーも高評価です。また、需要が多い広さや間取りであれば査定額アップにつながります。築年数は新しさではなく、新耐震基準なのかどうかが重要になります。旧耐震基準の物件でも、耐震補強工事が行われていれば査定額に反映されます。 その他、駐車場の有無、共有スペース、オートロックなどのセキュリティ対策も査定額のプラスポイントになります。

マンション査定に影響するポイント3:ブランドや管理費

大手の建築会社や施工会社が手がけたマンションは、安心感があり売れやすく査定額アップの要因になります。また、清掃・メンテナンスの状況、ゴミ置き場の状態など、管理が良好であればマンション全体の価値が上がります。管理費や修繕積立金は、延滞があると買い手が見つかりにくくなるので、滞納分は解消しておきましょう。

よくある質問

マンションの売却を考えると、気になる点がたくさん出てきます。マンション査定についてよくある質問を紹介しましょう。

よくある質問1:
査定額の決め方は?

売却を希望する近隣の物件の取引価格や事例を基準に決めることが多いようです。基準となるマンションの平米単価を計算した上で、売りたいマンションの売りやすさ、売りにくさを点数化して想定価格を決めるとされています。周囲の物件の販売価格は査定の重要ポイントなので、不動産会社にお任せではなく、自分でも調べて知っておくとよいでしょう。

よくある質問2:
査定額よりも高く売れるの?

査定額が思ったより安かった場合は、周辺相場により詳しい不動産会社があるかもしれないので、別の会社に査定をお願いしてみましょう。ただし、売りたい金額より査定額が思ったより安いということは一般的なことです。過剰な期待や欲張りすぎない売却額を決めましょう。

よくある質問3:
高く売れるタイミングはあるの?

マンション売却に季節やタイミングはあまり関係しないといわれています。むしろ重要なのが築年数です。築20~25年で物件の資産価値がなくなってしまうといわれることもあるため、考慮しておいましょう。

よくある質問4:
住んでいるマンションの売却は可能?

住んでいるマンションでも売却が可能です。この場合のメリットとして、物件の引き渡し日直前まで、同じ環境で暮らすことができるため、新居に入居するまでの費用削減につなげられます。また、内覧に来た買主にマンションの住み心地や管理状況、周辺環境などを直接説明できるところもポイントです。ただし、内覧の予定日を買主の都合に合わせたり、生活している室内を見られるなどのデメリットも生じます。また、物件の引き渡し日が制限されることから、買主は、すぐに入居ができません。そのため、売却までに時間がかかることもあるでしょう。

よくある質問5:
マンションを売るための費用は?

マンションを売却するためには、必ず必要となる費用があります。最も高額な費用が不動産会社に支払う「仲介手数料」です。この仲介手数料の中には、不動産会社がマンションの売却に関わるすべての費用が含まれます。広告費や専門WEBサイトの掲載料、人件費、該当マンションの調査費用、契約書作成費用などがその内訳です。また、マンションの抵当権を抹消するために必要な「登録免許税」がかかります。さらに、印紙税や住所変更登記の費用、新居に移るための引越し費用、住宅ローン残債の一括繰上返済に必要な手数料などです。

よくある質問6:
ローン残債のあるマンションも査定可能?

ローン残債のあるマンションでも査定可能です。ただし、売却する場合は、ローン残債の全額一括返済(完済)が条件となっています。マンションのローン残債を完済しなければならないのは、抵当権を外すためです。仮に売却額がローン残債に満たないときでも、新しい住居を購入する際に銀行から融資してもらう住宅ローンに加算すれば、抵当権を抹消することができます。住宅ローンの残債額をしっかりと確認したうえで、マンション査定を依頼し、その売却額で一括返済できるか調べるとよいでしょう。

査定の流れや内容を知って、マンションを高く売ろう

マンションの売却について、査定前の準備、査定方法、抑えておくべき注意点、査定に影響する3つのポイントを紹介しました。
マンション査定の不安や疑問点を解消して、少しでも高い値段で売却できるよう、不動産会社と協力しましょう。

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